■心の焼き鈍し
■心と物体
■ストレス と ストレイン
■力学の世界ではよく使うストレスとストレイン、
漢字で書くと応力と歪
■ストレスは一般の日常語でもよく使われている。
日常語ではストレスがたまるとか、
ストレスを発散させる、というように使われている。
■力学や構造屋の世界から見ると、実は若干違和感がある。
■一般に、たまるのはストレスではなく、
ストレインのほうである。
■適度なストレスがかかり、
適度なストレインが生じているときには、
なんら問題ない。
■それは、ストレスがなくなると、
自動的にストレインも消えるからである。
■問題は、ストレスがなくなっても、
残存するストレインの問題である。
■男性範囲ではなく、
弾性範囲の力学的現象は、
ストレスがなくなると、
自動的にストレインも消える。
■問題は粗製範囲ではなく
塑性範囲の出来事である。
■ストレスがなくなってもストレインが
残ってしまう。
■物体中に歪が残ったままなのである。
■このとき、残留応力も発生する。
■心が塑性的と言えるくらい大きな力を受けると
同じようにストレスが残る。
■問題はこの非可逆的な変化と
いかに取り組むかである。
■金属では焼きなますという手法があるが
心の焼きなましは・・・