2008年10月26日日曜日

■結納  ■口上

■結納  ■口上

■三十年以上も前の事であるが明確に記憶している事がある。
■私と家内との結納の日、仲人さんの口上が極めて印象的であった。
■身振り手振りを交えてスタートから流暢に流れる口上は、その結納の格調をいきなり高度なものへと誘った。
■時は流れ、長男にお嫁さんを迎える事となった。
■結納の日取りが決まり、まだまだ先の事と考えていたが次第にその日が近づき、冒頭の口上をいろいろと考えるようになった。
■インターネットでいろいろ検索をするが、そのようなものはなかなかない。
■略式の結納のいくつかの台詞とト書きはあるが、肝心な冒頭の口上はない。
■そこでとうとう前日の深夜になってオリジナルな口上が出来た。
■結納の当日も、自分自身の携帯電話に打ったメールを確認しつつ口上の練習と式次第の復習をしたがとうとうその瞬間は来た。
■自分の結納のときの仲人さんの様には出来なかったが、何とか及第点にはなりほっとした。
■それにしても大変ほほえましい笑顔の絶えない結納であった。
■幾久しく幸せであって欲しい。