地球が作曲した五重奏曲
そっと、鎖を両手で吊るしてみる。
重力が描き出した、地球の曲線。
それが「カテナリー(懸垂線)」。
「カテナ」とは、鎖のこと。
この曲線には不思議な法則がある。
どのカテナリーも、拡大縮小したら、ぴったり重なる。
錦帯橋と言えば、5連のアーチで有名だが、
さらに、一つのアーチに着目すると、
実は、「上下5つのカテナリー」で構成されている。
これが、地球が作曲した五重奏曲(クインテット)と言われる所以だ。
この旋律を奏でたのは、児玉九郎右衛門。
彼の技は、自然と対話し、自然に従うというものだった。
後に、アントニ・ガウディも、カテナリーを、応用したが、200年も後のことだ。
強さとは、地球に逆らわないこと。
美しさとは、地球に従うこと。
錦帯橋は、いまも地球と共にある。
ショート動画
https://youtube.com/shorts/ZngsvsPkDQc
岩国錦帯橋
https://kintaikyo.com/
