2026年5月19日火曜日

地球が作曲した五重奏曲

 

地球が作曲した五重奏曲

 

そっと、鎖を両手で吊るしてみる。

重力が描き出した、地球の曲線。

それが「カテナリー(懸垂線)」。

「カテナ」とは、鎖のこと。

この曲線には不思議な法則がある。

どのカテナリーも、拡大縮小したら、ぴったり重なる。

錦帯橋と言えば、5連のアーチで有名だが、

さらに、一つのアーチに着目すると、

実は、「上下5つのカテナリー」で構成されている。

これが、地球が作曲した五重奏曲(クインテット)と言われる所以だ。

この旋律を奏でたのは、児玉九郎右衛門。

彼の技は、自然と対話し、自然に従うというものだった。

後に、アントニ・ガウディも、カテナリーを、応用したが、200年も後のことだ。

強さとは、地球に逆らわないこと。

美しさとは、地球に従うこと。

錦帯橋は、いまも地球と共にある。

 

ショート動画

https://youtube.com/shorts/ZngsvsPkDQc

 

岩国錦帯橋

https://kintaikyo.com/