2007年5月27日日曜日

■『素感』  思考の素粒子

■『素感』とは新たな言葉である。
■人間の活動を分析をしてみると、もの造りは、視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚の五感を駆使して行われている。出来上がったものの評価もまた五感によって行われている。
■精神的な無形の活動も五感を通じて入出力がなされている。
■ところで、現代社会のように多くの事象が曖昧かつ複雑になってくると、在来の五感だけでは人間の活動を簡単には表現出来なくなってきている。
■すなわち人間の『思考』『感性』等に着目しその要素を細かく分解する必要が生じてきた。
■『思考』『感性』等を成立させている要素を分解してそれ以上分解できないものを『素感』と呼ぶことにする。
■万物の構成要素である素粒子にヒントを得た。
■『素感』とは脳の中に先天的あるいは後天的に形成された1つの生理的思考ユニットである。
■従って、この『素感』を出来るだけ多く持った方が、新しいもの造りや、人間生活に有利である。
■ただし『素感』を有効に使えるという前提は必要である。
■古来より人間としては『考える』ことの重要性が伝えられている。
■このたび『考える』と言う言葉と『素感』との間の関連を様々な角度から探り、新たな発見をした。
■『素感』を色々取っ替え引っ替えして物事にあたること。すなわち、『かん』を『かえる』ことが『かんかえる』=『考える』と言うことに他ならない。
■『素感』を意識した思考活動の実践が今求められている。

     ■テスリックス
 

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