2007年5月8日火曜日

■疲れる 弦 柱時計の音

■もうずいぶん前になるがピアノを思い切り弾いていると、ピアノのなかから、柱時計の音が急に聞こえ出した。
■こんな体験をされた方は少ないと思うが、疲労破壊の関連で思い出したので紹介する。
■ピアノの低音弦が破断すると、その断線が他の正常な弦に当たり、な、なんと柱時計の『ゴーン、ゴーン』という音にまったく似た音が発生する。
■もちろん鍵盤を叩いたときであるが、実に不思議な楽器になってしまった。
■ピアノの弦も疲れるのである。
■弦の疲れというと、私は永くクラッシクギターを弾いているが、この弦が実に疲れる。疲れるという表現がよいかどうか、これが伸びるのである。
■弾き方にもよるが1,2週間である程度落ち着く。しかし、落ち着くと音色に張りがなくなり、要は疲れてくる。
■もちろんギターの弦はピアノに比べれば極めて頻繁に弦が切れる。切れた弦は張り替えればよいが、切れた命は張り替えられない。
■張替えのきかないものはもっともっと大切にしたい。
 

     ■1mcc.com

   

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