■祭りという行事は古来、神へ願い事を届ける儀式であったという。
■祭壇に新鮮な海の幸山の幸を恭しくお供えし、ひたすらに祈った。
■ゴールデンウイークに入って二日目、毎年4月29日は錦帯橋祭りである。
■晴天に恵まれ、小さな地方都市岩国の交通は一瞬麻痺した。錦帯橋周辺に数万人の観光客の方々がこられたそうである。
■同じくゴールデンウイーク恒例の5月5日の米軍岩国基地開放日には30万人の人出が予想されている。
■多くの人々がそれぞれ抱く魅力に駆られて、これだけの賑わいになるのであるが、これを祭りと呼ぶとき、人は何を祈っているのであろうか。
■最近の発言に、自分へのご褒美です、というのがある。
■旅行に行っても、祭りに参加しても、何かショッピングをしても、自分へのご褒美です、というわけである。
■神々への捧げ物から私への捧げ物が最近多くなりはしないかと反省しながら、水と緑に囲まれた岩国に住める幸せは、神々のお陰とつくづく思った。
■神々しいまでにきれいな今日の錦帯橋であった。
0 件のコメント:
コメントを投稿