■私の故郷にはまだまだ沢山の田んぼが残っている。
■しかし、休耕田もまばらにある。
■ある会社が所有する休耕田があるが現在は雑種地となっている。
■しかし、毎年この時期になると、決まって隣の農家から電話がかかってくると言う。
■背丈ほども伸びた雑草の除去のお願いだという。
■600坪ばかりの土地であるが、刈るとなると数日間の作業という。
■多くの休耕田では一年中雑草が生えっぱなしで、まったく刈らないところもある。
■不思議に思ってなぜ、刈らなければならないのかを聞くと、
■結論は次のようであった。
■稲作に害虫駆除の農薬を使うが、いくら田んぼに農薬を撒いても、すぐに近くの草むらに逃げる。
■その後、田んぼの農薬の濃度が薄くなったとき、
■近くの草むらに逃げていた虫が田んぼに戻ってくるというのだ。
■したがって、虫の逃げ場になる休耕田の雑草を刈ってほしいと言うわけである。
■しかし、休耕田でも近くに住んでいる人は何とかなるが、
■この地域に住んでいない人の休耕田は、虫の格好の住処らしい。
■一つ勉強した。
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