2007年7月27日金曜日

■高気密  ■高断熱  ■耐久性 

■一般に日本の家屋の設計は高温多雨の夏をいかに快適に過ごすかに重点が置かれていた。
■これは風通しを意識し、雨や日光に対する軒の概念を進化させた。
■ところが、最近の高断熱、高気密性志向の家屋では、
■風通しは無視され、窓も小さく、軒の出も大変小さくなってきた。
■確かに今日では、家屋全体を高断熱、高気密に作ることは技術的に難しいことではなくなってきた。
■しかし、現場での施工の問題や素材の経年変化から見ると実に不安要素が残る場合が多い。
■気密を保持する材料は通常現場で一定の大きさのものを適当な大きさに加工し接着しながらその気密層を形成してゆく。
■この素材と接着剤が必ず劣化するものであることを認識しておく必要がある。
■特に、木造で中途半端な気密工法はむしろ木材の劣化を促進することになる可能性も秘めている。
■結論を申し上げれば、断熱、気密材料をいつでもメンテナンスできるようにしておくことが重要である。
■はたして、そこまで考えた工法がありますか・・・。
■もっとも、十数年経ったら即リホームとお考えの方には、この心配は無用である。
 
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