2007年7月4日水曜日

■ポスドク PART2

■最近TVや新聞にポスドク問題が頻繁に取り上げられている。
■気になるのがポスドクにスペシャリストとしての能力は認めるが、グローバリストとしての能力に欠けるという話や、
■ポスドクに問題解決能力はあるが、問題設定能力に欠けるといった話題が良く出てくることである。
■スペシャリストとグローバリストの両方を兼ね備えた人物を育てることは非常に理想的であるが、これがうまくバランスして育ったポスドクにめぐり合えれば、企業はラッキーであるが、なかなかこれは難しいと思う。
■特に基礎的な研究に携わったポスドクにグローバリストとしての素養を直ちに求めるのは若干の問題がある。
■企業は、当人の適正をいち早く見抜き、適材適所に配置することが肝要である。
■ローマが滅びたのは、優秀な人材が枯渇したからではなく、優秀な人材を活用する術を失ったから滅びたのだと聞いた。
■修士論文とははるかにレベルの高い博士論文をまとめ、その関連学会等で発表してきた彼らの力を信じ、
■その人材活用の術をもっともっと学ぶ時期に来たと思う。
■ポスドクの業績がまったくわからない上司の再教育も急務なのかも知れない。
 
      ■1mcc.com     テスリックス

  

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