2007年6月11日月曜日

■寸莎(すさ) ■スチールファイバー

■寸莎といっても何のことかお分かりにならない方が増えた。
■本格的な土壁が少なくなってきたので、仕方ないことではある。
■土壁の土の中に入れる刻んだ藁や麻や紙を寸莎と言う。
■入れる目的はひび割れの防止とひび割れたときの分離防止である。
■この考え方を応用して、最近ではプラスチックの中にカーボンファイバーを入れたり、コンクリートの中にスチールファイバーを入れたりして、その効果を狙っているものがある。
■コンクリートでは生コンのミキサー車の中に数cmのスチールファイバーを入れて高速撹拌する。
■スチールファイバーが絡まないようにいろいろ工夫がしてある。
■広いコンクリートの床に使われることが多い。
■古くからの伝統的技術の真髄は今日にも生かされている。

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