■住宅を設計するときには夢と希望でわくわくする。
■自分の思いを方眼紙に書いてみたり、今では簡単なCADによって直接描いたりすることが出来る。
■もちろん最終的には法的なこと、構造的なこと、予算のことや、設備のことがあり、専門の設計士に任すことになる。
■一般に平面図や立面図によって建物の概要を知ることが出来るが、3次元的な外観図や、内観図もあるとその情報量は一気に増え、建物のイメージも固まってくる。
■もちろん断面図や矩形(かなばかり)図もさらに情報を与えてくれる。
■設計の方向性が決まると確認申請と言う手続に入る。
■確認申請に必要な図面は極めて基礎的な図面であり、建築物の細部は、実際には施工図と言う実践的な図面を書くことになる。
■問題は、当初の設計と比べて変更になった部分である。
■変更のつど丁寧にその打ち合わせ記録と変更内容を記した図面が正確に書き残してあると、問題はないのであるが、この変更部分の問題が後に災いを招くことになる場合がある。
■変更に伴なってほとんどの場合、施工費用の変動が生じる。
■また施工日数の変動も発生する場合もある。
■特に、変更項目によっては新たな製作日数が発生し思わぬ、工期延長も出てくる。
■このようなさまざまな事象が無事に過ぎ建物が完成したとしても、問題が発生することがある。
■それは、変更した図面がないか逸散している場合である。
■確認申請図は丁寧に閉じてあるので、多くの場合保存されている。
■ところが、変更項目に関して、これが完備していないことが多い。
■これから設計される方や今建築中の方々は、この点を十分配慮されると将来に禍根を残さなくてすむ。
■1mcc.com ■テスリックス
0 件のコメント:
コメントを投稿