2007年5月7日月曜日

■柵と手すり

■手すりのことを調べていると、どうしても柵という文字に遭遇する。
■柵は紛れもなく、安全に管理された区域と、それ以外とを隔てる物である。
■ただ塀や、壁と違うのは、人間が乗り越えようと思えば簡単に乗り越えられるものが柵である。
■このような柵のことを一般に手すりと呼ぶこともある。柵の語源を知らないが、おそらく『さく』すなわち向こうとこちらを引き裂くという意味も関連しているのであろう。
■柵が危険地帯から人間を守るという役割を果たしているとすれば、私の考えている福祉の手すりは究極的には危険状態、不安定状態から人間を守るという役割を果たしている。
■もっとも、やや健康の自分からみれば、まだまだ手すりなんて、と思うかもしれないが、確実に加齢は進行している。
■足腰や上腕の残存能力は若いときの何割かダウンしているし、今後益々落ちる。
■若くて健康なときから、将来お世話になるであろう手すりになじんでみるのもいいと思う。


    ■福祉の手すり   テスリックス

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