2007年5月30日水曜日

■手すりの色

■十数年前、手すりの色に赤を使うと決めたとき、周囲の方々からは、それはやめたほうがいいとアドバイスをいただいた。
■福祉の手すりではあるが、世の中に販売するときには無難な色、たとえば、アイボリーとか白にした方がいいかも知れないと思った。
■しかし、形状が格子状をした手すりであり、福祉の手すり、高齢者のための手すりという観点からすると、視覚に若干不安のある方にもはっきりと見えやすい色のほうがいいだろうと言うことで、赤い手すりの誕生となった。
■一般の壁の色が、それこそ無難なアイボリーとか白に近いものであることが多いので、確かに赤い格子状の手すりは目立つ。
■お陰でたくさんの赤い手すりをご利用いただいているが、どうしても、アイボリーや茶色さらには木目を重視した天然の木材の手すりもほしいと言う方々のために今ではこれらも備えている。
■これからも手すり文化と手すり文明に注目したい。

      ■1mcc.com

  

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