■古来人間は川の両岸に橋を架け渡すことを夢見てきた。
■私は幼いころ積み木で橋のようなものを作って遊んでいたが、それではもの足らず、木材の切れ端を集めては橋を掛け渡すことをしていた。
■当時我が家は材木屋であり、大きな原木や製材された木、そしてその切れ端が身近に散在していた。
■このときの小遣い稼ぎは、割木(わるき)を手練ることであった。直径30cm弱の針金の環の中に薪になる割木を挿入して円筒状の束にするのである。これを一つ作って数十銭であったと記憶している。
■こんな割木の中に四角い断面がまだ残っているものがあり、これを適当な長さに切ってもらうと特性の積み木が出来た。
■ところで最近もの造りコンテストというのが流行っている。ロボコンは有名である。そんな中で地味ではあるが、ブリッジコンテストというものがある。興味のある方はごらんになってほしい。人間のロマンがそこにはあるように思える。
岩国錦帯橋
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