2007年5月10日木曜日

■外構工事 

■一般に住宅は人が一生に購入するもののうちで、もっとも大きな金額ではないでしょうか。
■住まいのスタイルの決定にはご家族の皆さんの意見が重要ですが、現代だけでなく未来の状況も十分見通す必要があります。
■ここでは、建物と対になって考える必要のある、外構工事について少しお話いたします。
■外構工事とは外部のかまえに関する工事ですが、建物の外の空中、地上、地下について考えなければなりません。また、人間や車の動線と同時にさまざまなライフラインや情報ラインにも着目する必要があります。
■外構工事で作ったものは時間とともに著しく変化するということも念頭に置かなければなりません。すなわち、植物樹木の成長やさまざまな堆積物の蓄積、さらには気象環境による経年変化です。
■最近はガーデニングが盛んですが、これとて将来のことを考えると新築時に十分考えておく必要があります。
■当然限られたスペースを有効に活用するわけですから、いくつかの夢は破れることになるかもしれませんが、重要なことは簡単なスッケチでもよいですから、描いて考えることが大切です。
■それと、外構にはメンテナンスを必要とするところが沢山あります。日常の点検がしやすいように十分考慮し、その点検を怠らないようにすることが重要です。
■おわりになりますが、公共の道路に面してケヤキのような落葉樹を植えた場合には、沢山の落ち葉が落ちます、樹木のきれいな姿を夢見ると同時に、落ち葉拾いも自分の健康維持に役立っているという心構えが必要です。

     ■1mcc.com

 

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