■最近は、住宅にも手すりがつくようになった。
■手すりというとすぐに思いつく場所は、バルコニーや、階段である。バルコニーの手すりは、建築当初からからついていることが当たり前であるが、階段には手すりが付いていないケースも沢山ありました。
■後付の手すりといっていますが、住み慣れた住宅の階段に手すりを付けるとなると、一瞬考え込んでしまう場合も沢山あります。私はそんな例をいろいろ体験してきました。
■手すりにしても、照明器具にしても、たとえば掛け時計にしても、これらを取り付けるためには、ビスや、ボルト、または釘や専用の金物を壁などに取り付けなければなりません。
■お客様は神様ですから、ここに、あそこに、取り付けてくださいと、簡単におっしゃいますが、十分な強度を確保して取り付けるためには、下地がまずしっかりしていないと問題が発生します。その問題はすぐに発生するものと、しばらくたってから発生するものに別れます。
■どちらにしても、下地不良のところにモノを取り付けることは出来ません。ましてや、人の命のかかる手すりに関しては絶対に出来ません。
■というわけで、手すりには安全な下地が必要になります。
■すなわち、建築時に下地が不十分なところには、すぐには手すりは取り付けられないということです。下地を新たに作って手すりを取り付けることになります。
■そこで将来手すりを付けたくなりそうな場所にはあらかじめ手すり用の下地を作っておくことをお勧めします。将来のライフスタイルをちょっと予想して設計士さんや工務店さんにご相談してみてはいかがですか。
■1mcc.com
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