■疲労破壊という言葉が、日本国中を駆け巡った。
■このような事故があると、よく出てくる、疲労破壊である。
■私は、事故の現場を見たこともなく、ましてやその故障したジェットコースター(以後事故機という)を見たわけではないが、報道された情報を元にコメントを試みたい。
■お亡くなりになられた方には心よりご冥福をお祈りする。
■さて、事故機の設計思想は安全の確保と、スリルの演出であったと推察する。新品の機械では何の問題もなかったのであろうが、約15年という歳月が、左右をつなぐ車軸にダメージを与えたようである。
■疲労破壊は、ざくっと低サイクル疲労と高サイクル疲労に分けられるが、今回は高サイクル疲労破壊である、繰り返された回数は数十万回数百万回前後であろうが作用していた応力とともに今後解明されるであろう。
■私がここで言いたいのは、車軸の一本2本が破壊しても今回のような致命的な事故につながらないシステムにすべきだということである。
■たとえば、一本折れていると、『あ、一本折れているな、機械が疲れているな』というように、その機械の疲れがわかるシステムの構築である。
■今回の車軸の構造を見ると、2本平行して設置されていたら、事故機は若干重たくなったかもしれないが、1本折れても今回のような事故は発生しなかった。
■後悔先に立たずというが残念である。
■他にも今回の事故を未然に防ぐ設計手法はさまざまあったと思う。
■改めて、ご冥福をお祈りする。
■1mcc.com
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